放射線問題への対応・現実

 

原発事故の後、日本全国各地で、お母さん達が「子どもの命を未来につなぐ」ために動きだしました。その動きを紹介する新書が誕生しました。どうかお母さんと子ども達の声を聴いて下さい。

 

『母親たちの脱被曝革命~家族を被曝から守る22の方法~』

  お母さん革命ネットワーク著(扶桑社新書)

  花野桃(代表)/足立力也/志葉玲/田中裕司/増山麗奈

  発行日:10月1日 発売・発行:扶桑社 ISBN978-4-594-06882-0

  192ページ 定価:777円(本体740円+税)

  まとめて購入いただける場合は3割引送料無料でお送りいたします。

 

*本書の主な内容

首都圏のホットスポットで奮闘するお母さんたち/「食品の基準値を見直そう」と情報発信/農家と繋がる、スーパーを動かす、コメ自給 etc./安全な食べ物を手に入れる努力/食品を独自に測定、「安心」を発信~母親たちの放射能測定所~/安心な外食の提供をめざす業界の試み/空気の摂取量は食べ物や水のおよそ 10 倍! 「吸気被曝」に気をつける/安全な給食を食べたい!/「移住」、一時的な「保養」のススメ/もしもの時に……ヨウ素備蓄を考えよう/デモやイベントに参加してみる/お母さんたちの思いを写真で表現/市民が行う甲状腺エコー検査/画期的な「子ども・被災者支援法」を形骸化させないために/メディアとうまく付き合うには/自らメディアを立ち上げる/世界との繋がりをつくる/選挙に出てみよう/電力会社を作ったお母さんたち/お母さんたちの全国組織を立ち上げる/夫に理解してもらうには/心ないバッシングを受けたら「チャンス」と言ってみよう!/「お母さん革命」のアイデアを共有する

 

*問い合せ

(株)扶桑社『週刊SPA!』編集部

北村尚紀 naokin@xc4.so-net.ne.jp

〒105-8070 港区海岸1-15-1 TEL:090-2641-0668 FAX:03-3578-3080

 

*著者からのメッセージ

子どもが生まれた時、あなたは何を願いましたか?私は「生きていてほしい」と願いました。私は、原発事故の直後、出産をしました。放射性物質の含まれた水道水を飲み、初乳をあげました。「子どもを育む清らかな水と空気と大地」を願うようになりました。

 未来に子ども達の命をつなぎたい。そう願うお母さん達が動きだし、全国各地に数百の団体が誕生しました。子ども全国ネットには300を超える団体が登録しています。お母さん達は、講演会や学習会や映画会を主催したり、議会や行政や司法に働きかけたり、雑誌を創刊したり、公開質問状や請願署名をしたり、選挙に出たりしました。

 その願いを子育てを共にする人達にも知ってほしい。誰にも話せないで悩んでいるお母さんにも伝えたい。この本は、お母さんからお父さん、おじいちゃんおばあちゃん、保育士さんや先生、お医者さん、臨床心理士さん、議員さんやジャーナリストの方々へのラブレターです。お母さんの願いは子どもの笑顔です。あなたと共に子どもを育てて笑顔を見たい。そんな思いでこの本を作りました。すべての子ども達の笑う世界を共に創るために、あなたを口説きおとしたい。そんな願いを込めたラブレターです。読んでくれると嬉しいです。

   愛をこめて

   花野桃(お母さんネットワーク代表)

   お母さん革命ネットワーク 連絡先 kodomoegao311@gmail.com